将来に向けた耐性への挑戦とその解決案の新展開
- 日時
- 2024年11月30日(土)12:20~13:20
- 座長
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国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター長
潟永 博之 先生
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国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター長
- 演者
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東京医科大学 臨床検査医学分野 主任教授
木内 英 先生
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東京医科大学 臨床検査医学分野 主任教授
- 講演内容
- 抗HIV療法(ART)ではウイルス抑制が主要な治療目標であり、第2世代インテグラーゼ阻害薬(INSTI)の導入によって、HIVは慢性疾患としてコントロール可能になっている。
ARTの2剤化が進んでいるが、一方でHBV共感染者への影響が課題となっている。
HIV感染者はHBVの感染率が高く、HBVワクチンの効果も非常に低いことが報告されている。
特にオカルトHBV感染者は約20%を占め、ウイルス再燃や未セロコンバージョンと強い関連を認めた。TAFを含まない2剤治療では、この再燃率が高いことがわかっている。
TAFはTDFに比べて腎毒性が低いだけでなく、HBV共感染者においてHBsAg消失率が有意に高いことが示されている。
こうした知見を踏まえてARTからTAFを外すことの是非を再考したい。
詳細はこちらの公式WEBサイトをご参照ください。
https://www.aids38.jp/
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