喫煙
喫煙がCOVID-19に及ぼす影響については多くの報告があり、それに基づいたメタアナリシスがいくつか発表されています。
22研究13,184例のメタアナリシスでは、非重症患者における現喫煙者及び元喫煙者の割合が6%、3%であったのに対し、重症患者における現喫煙者及び元喫煙者の割合は13%、6%という結果でした1)。
さらに重症化のオッズ比は現喫煙者で1.98 (95%信頼区間:1.16-3.39) 、元喫煙者で3.46 (95%信頼区間:2.46-4.85)と、喫煙習慣が重症化の原因であることが示唆されました1)。(海外データ)
現喫煙者における重症化のオッズ比
1)Sanchez-Ramirez DC et al. Respir Med. 2020 Sep;171:106096.より作図
元喫煙者における重症化のオッズ比
1)Sanchez-Ramirez DC et al. Respir Med. 2020 Sep;171:106096.より作図
1)Sanchez-Ramirez DC et al. Respir Med. 2020 Sep;171:106096.